今週の気づき note.1 (2020.2.29~3/1)
お久しぶりです
論文提出をついに終えました。春休みでそこそこ時間ができはじめた頃です
アウトプットの場として始めたブログですが、なかなか更新できてないので、
簡単に発信できそうなことをコツコツやります。
てことで、毎日気づいたことをノートに書き、その中からピックアップして気づきを少し深堀りしていってみよう、と思いました。
写真記事と統一感ないけどそれはまた後で考えます
これ、毎週やります。毎週。やるよ!
てことで第1回、いってみよう。
・人の表現の幅
先日、友人の演劇を見てきた。
シンプルに演劇鑑賞が好きだから見に行った。
僕は写真を撮る。絵や工作、演劇とは変わるが写真も表現の一部だと思っている。
最近は「表現」の観点から鑑賞したり、身近なものを見たりしている。演劇も、それを意識しながら見てた。
声の抑揚、目線、仕草、手足の動かし方...
(どういう表現をしてるんだ)なんて考えながら
最初のうちは、演劇じゃなきゃ失礼なくらい凝視していた気がする。
1時間半くらいの演劇を見た。心躍る時間を満喫した。
...
おい!
途中から表現見るのどこ行ったし!
って感じで感想書きながら思いました笑
でもそれ忘れちゃうくらい純粋に楽しんじゃったってことですね。
演者の人たちは「こうしたらより心情が伝わるだろう」「この展開の方がインパクト与えられるよね」といったことを考えて構成したり練習したでしょう。
まんまと嵌められましたね。良い意味で。
受け取り方、感じ方は人それぞれなんてよく聞く話ですけど、演劇然りその他諸々の人気コンテンツって「誰でも惹き付ける何か」があるんだと思うんです。
多数の人が興味を持つようなルールというか、定規と言ったらよいのか。言葉にしづらいそれを見つけるために「鑑賞」していくべきだなと
写真が好きな自分にとって必要な事だなと、気づいた次第であります。
・個展をやる話
在学中に個展を開きます!!!!!
— まつお こうへい (@ac_Scfj505) 2020年2月28日
あと2年
知り合いと飲んだ勢いでツイートしました。
やりますとも。すんげぇ個展にしますよ
純正か、それともサードパーティか。新レンズのレビューと感想
こんにちは。
最近無印良品のレトルトカレーを食べて「めちゃくちゃ美味いやん!」と驚嘆しているばしょーです。
あれすごいぞ。みんなも食べてみ。
さて。
前回の記事で新しくレンズを買ったと話していました。まずはそのお話から。
【カメラのモチベ】【機材を整えたい】 - 「理系大学生のブログです。」
↑前回の記事
年末年始は何を買うか、ずっと考えてました。ネットのブログやカメラ雑誌を読み漁って欲しいと思うレンズを削り出す日々を送りました
最近は広角より望遠寄りが好みなので望遠ズームかな?とも思いましたが。
自分が1番使うだろう画角を考えた時、標準域周辺が無難であり王道なのかなと思うに至り、
既に持っていた24-105mmをグレードアップしようと考えました。
そこで悩んだのが、この2つ。
純正CanonのLレンズ、サードパーティSIGMAのArtレンズ。
24-105mmは今まで持っていたレンズと全く同じ焦点距離ですが通しでF4を使える、いわゆる「小三元レンズ」。(呼び名合ってる?)
ネット上でもよく比較されているみたいです
キヤノン「EF24-105mm F4L IS II USM」とシグマ「24-105mm F4 DG OS HSM」の違い - フォトスク
↑こちら詳しく比較されているサイト
レビューや実写を漁って、ようやくKissM売却と同時にマップカメラで注文しました。
選ばれたのは......
_人人人人人人人_
> SIGMAのやつ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
上のサイトの通り、純正に劣らない描写性能とコスパでしょうか。価格差は4.5万くらいで学生の自分にとってはありがたい...🙏
またこのSIGMAレンズにはマウント交換サービスがあるらしく、将来ボディを変えることがあっても心配要らないみたいです。将来写真を取り続けるなら、レンズ資産を売り払う必要がないのは嬉しいですね!
届いただけでウッキウキだったので、とりあえず手持ちの6D MarkⅡ に装着。
で、でかい...!
レンズ径82mmを実際目の前にして瞠目するしかない
重量がレンズ885g>ボディ765g。 こりゃたまげたなぁ
重量を気にせず画質を追い求めたArtシリーズ、やっぱりレンズのインパクトがとてつもない。
カメラの重さ1.65㌔らしいです。筋トレガンバリマス🤔
EF50mm F1.8 STMと比較
Artシリーズの「A」
デザインがシンプルでかなり好き
CanonのLレンズのように防塵防滴はなく、逆光対策も純正の方が強いみたいですが...そこは上手く使っていくしかないですね。
実際に撮ってみました。
街撮り
望遠端で熊本城
これも105mm
スタバのテリヤキチキン&野菜、激ウマ。
綺麗に夕焼け撮れました
望遠端で周辺減光が出るらしいですが...あまり実感はできなかったですね。広角側で中央部がシャープになる、というのも...わからん!
試し撮りのみなのでSIGMA特有のカリカリとした描写はまだ実感できてない気がします。
カリカリってなんだ、猫のご飯か。
付けっぱなしのレンズとしては重めなんですけど、1番使う焦点距離なのでガンガン使っていきたいですね。
次のレンズは望遠ズームでしょうか。今のレンズが気に入ればSIGMAの単焦点も視野に入れたい。お金は、ありませんけど...😅
「このジャンルの写真を撮りたい!」は就職までに決まればいいなと思いながら、何にでもパシャパシャやっていきます。春休みは県外に行く予定がそこそこあるのでチャンスですね✌️
以上!
【カメラのモチベ】【機材を整えたい】
こんにちは。
習慣的な惰性と、正月気分が居座り続けているためか、発表1か月前でも卒論が進まないばしょーです。
【カメラのモチベ】
遡ること1ヶ月ほど前。
僕の知り合いからとある企画を耳にしました。
自分に自信が持てないあなたの「かわいい」を写真でキリトリたい - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
↑こちらその企画。僕も支援させていただきました
自信が持てるようなポートレートを撮ります、といった内容みたいです。
これを見て、少し熱を分けてもらった気がします。
付加価値を付けたいというのも、あるけど
こう、自分も
写真で何かしら表現したいというか。
上手く言葉で言えないんですけど、
「これが自分の写真だ」と思えるものが撮りたいと
めちゃくちゃ思うようになりました。
一眼カメラを触り始めてから、人を惹きつけるような写真を撮ってる人に憧れてきた気がします。
自分も、なれるよう努力してみようかと。見えてなかった重い腰が少し上がったような気がします
かと言って大きなことをやりたいにも明確な目標が出てこなかったので、正月の間はひたすらシャッターを切ってました。
おせちを撮ったり
とりあえず星撮っとけばいいみたいなとこある()
新年になって2週間。
モチベややる気こそ溢れてるんですが、表立って活動するといった内容はこれといって浮かばず。
今はとにかく人の作品をひたすら見たりで模索中
どうすべきかずっとモヤモヤしてます
しかし撮影数はこなさないと出てくるものも出てこないので、読者のみなさんには
ポトレの相手、もしくは一緒に写真撮ろう!!何でもいいからアイデアあったら教えて!!
ということです。
【機材を整えたい】
真面目な話はここまで。
カメラを始めた頃より、撮影のライフスタイルがやや変わってきたようです。
以前はロードバイクで旅したりがメインだったのでミラーレスが楽だったんですね。
でも今はそこまでアクティブじゃないんで、半年前に購入した 6D Mark Ⅱ に移行しつつあって。
フルサイズ買ったからには使いこなさないとって思ってるんですね
そうしたら必然と
「レンズ欲しい...!」って思うようになって...
いや、いつも思ってますねw
とにかくやる気に乗じてレンズ買っちまおう!って決めまして。
ちなみに現在持ってるフルサイズ用レンズは、標準ズームレンズと単50mmのみ。
随分悩みましたが、資金調達のためにKiss Mをヤフオクに出品しました
カメラおもろ!って思えるきっかけを作ってくれた相棒です。
一年半、くそお世話になりました!!!
初心者におすすめのモデルなので、カメラに興味あるなって人は EOS Kiss M オススメです。
ついでに6Dの標準レンズも一緒に売りました。
トータル純利益10万程度。
新しいレンズもすでに購入してます。バリエーションを増やすというよりは、画質と汎用性の高さを基準に選びました。
非常に楽しみで、内心ずっとソワソワして落ち着かないです
卒論終わったら撮りまくろう...終わる前でも撮りまくろう。
新レンズ届いたら簡単にレビュー書きます。作例等たのしみにしててください。
【追記】
カメラ、写真に関してもブログ記事書いていきたいんですが、あまりネタが思い浮かばないのが現状です
読んでくれた方で「こういう写真が見たい」とか「この説明が聴きたい」など、何かしらお題が浮かんだらコメントに書き込んでくれるとブログ主がめちゃくちゃ喜びます。大声で手を叩きながら喜びます👏
2020目標
目標書きます
・ランニング、マラソン
①ランニングの習慣をつける
②月100㌔
③マラソン3本
④本年度サブ3達成
タイムに目が行き過ぎててモチベ上がりません 体力作りと健康の為にランの習慣形成から頑張ります
・写真
①今月の1枚を毎月載せる
②コンテストに作品を出す
③撮影したい所は遠出しても行く
④自分だけの写真は何かを考える
⑤???
何度も言ってますが写真のセンスがないです 「楽しい」という感覚と知識、技術を磨いて自分なりの写真を見つけたい
・読書
①月3冊以上読む
②書きたい本だけでも書評
読書のやる気ダダ下がりです 読書仲間が欲しいのでよろしくお願いします
・ブログ
①毎月3記事以上
②書く内容を固める
本格的にやることにしたらブログ移したい 移せるように頑張る
・生活面
①徐々に早起きにシフト
②やるべきこと、面倒なことは意識して先にやる
③得意料理をつくる
最近体たらくな生活を送ってます おかげで気持ちも沈みこんでます ランニングとかその他活動に誘ってください
・その他
①悩みすぎない
②人とたくさん交流する
③フットワーク軽くアクティブに行動する
④「これが自分得意だ」と思えるものを見つける
⑤人の話を聴く
高校から歳重ねる毎に悩みが積もってます 少しずつでも前向きな人間に変わりたい
以上!
P.S. 誰かと飲みたい
2019年12月 今月の1枚
年末、いかがお過ごしでしょうか。
帰省してる人、バイトしてる人、遠出している人、お酒飲みまくってる人、コミケに行っている人...
私の知り合いでも多種多様な過ごし方が見られます
俺もコミケ行きたい...😌
私はというと、昨日バイト納めでした。
正直、辞めて新しいバイトやりたいと思ってる(小声)
おすすめのバイトあれば紹介してください。
さて。
今月下旬頃、福岡に行く機会があったので写真を撮ってきました。
予定ではふたご座流星群で今月の1枚が撮れたらと思っていましたが...あいにくの曇り。
流星群は収穫ゼロでした。
そんな焦りもあり、撮影に力が入りました。
今月の1枚です。
博多駅イルミネーションで撮影
レンズボールを使って撮ってみました。インスタでたまに見かけますね
安物ですがあると面白いです。
イルミネーションに限らずどこでも使える小道具かと
台座込のやつにしとけば良かったとは思いますが。
普通に撮影しても綺麗
明暗差が大きいせいかイルミネーション以外が黒潰れしてしまう事態も。
逆光といえばいいのか...露出アンダー?
詳しい言葉では言えないけど夜の撮影は難しいですね🤔
極端な例ですがこういうやつです。街中だけど、撮ってみたら時計しか映らない...みたいな
こういうのはどう改善すべきなんでしょうね。できればHDR補正かけずに撮りたいので🤔
ポートレートもやったけど微妙な写真ばかり...
将来的にポートレートも得意と言いたいけどまだまだ道は遠そうです。
博多以外の写真も
チームラボ 福岡城跡 光の祭に行ってきました。
チームラボ 福岡城跡 光の祭 | teamLab / チームラボ
こちらホームページです。
ここで撮った写真も載せます。
色とりどりで、撮ってて面白い場所でした。
失敗供養に。ピント合わせるのも慣れてないです
写真フォルダが絵の具パレットに変身
チームラボでの1枚
単にイルミネーション撮るよりも、ひと工夫入れた方がガラッと変わりますね
最初の1枚とこの1枚は軽い編集をしてます
写真撮りながら。
今月の1枚を撮った瞬間、自分の中に感動が生まれて。それをもっと体感したいとふと思いました。
他の人に綺麗と言われる写真はもちろん撮りたい。撮りたいけど、まずは自分が良いと思えるような写真を撮ることが大切だと
そう感じました。
写真に対しては考えていることが山のようにあるので、明日か年明けにでもその記事を書きます。
カメラを持たない人にも読んで欲しい内容になるかと思うので、次回の記事もぜひよろしくお願いします🙇♂️
よいお年を!
ほろ酔い人の悩みは尽きず。
久しぶりすぎるブログ。
アンリ・フェッシのボージョレ・ヌーヴォを飲みながらこの記事を書いてます。
知り合いには知ってる人がいると思いますが、僕は赤ワインが好きで居酒屋の席だけでなく家でも飲みます。
今飲んでるボージョレ・ヌーヴォは果実味が豊富で赤ワイン特有の風味も強すぎない程度で飲みやすさがすごい。あと1本買っとけばよかったなぁ
さて。
最近ブログ更新してませんでしたね。すみません...
最近悩む時間が増えるばかりです。「楽しむこと」と「自己成長」を主軸に行動を起こしている自分ですが、なかなか自己成長が上手くいってないのです。
こうありたい姿にガラリと変われという方が無理なんですが、それにしても。周囲に置いてかれている感じが否めないです。
やっぱり生まれ持ったモノが違うのか、と思ってしまえばおしまいですけど、「それは違う」と自分の中で辛うじて否定している自分がいるのは成長したと言っていいかもしれないですね。
こんなこといつも考え込んでるので頭ん中爆発しそうです。笑 かといってこんな悩み事話されたら「真面目かよ」とか軽く笑われる始末なので誰にも相談出来ずじまい。
そう思いながら1人で溜め込むのはしんどすぎるので、ブログに文字として落としました。
こう、自己成長に意識するあまりブログの優先度がガクッと落ちてしまっていました...🤦♂️
大雑把にでも似た壁にぶつかってる人がいたら一緒に頑張りましょう、という記事です。はい。
酔っぱらいが書いた駄文で申し訳ないですが「こいつ頑張ってはいるんだな」くらいに思って貰えたら嬉しいです
書評は書くのでまた読んで反応を頂けるととても喜びますのでどうぞよろしくお願いします
2019年10月 読んだ本一覧
10月も最後の日ですね。日が当たらなければ寒いと感じる気温になってきました。
今月読んだ本はこちら
計7冊。小説4冊、実用書1冊、新書2冊。
まあまあ、バランスよく読めたんじゃないでしょうか。
発見として、「小説は麻薬だな」と。ハマってしまえばストーリーの続きを止めたくない!と時間を忘れてページをめくっていた気がします。
あとは「医者が教える食事術」では目からウロコなことも書かれていましたが、それは体のメカニズムに基づく説明だったので生化学の知識を取り入れてみたいなと。来月にはそれに関連した本を読んでみます。
知識の蓄えは本を読んでる理由の1つなので、「メモの魔力」にもあったように「なぜ」「どのように」を見つけながらの読書を心がけます。当たり前の習慣として身につけるには最初は意識しないとダメですからね。
できる人っていうのは無意識に知識の取り入れ方を知っていて気を張らずともいいんでしょうけど...私は凡人なので。大変でしょうけど常にアンテナ線MAXで頑張ります。🤦♂️
書評 悪人に魅せられる読書たち ~悪の教典 上、下~
小説はあまり読まない方でした。
どっちかというと実用書とか新書系を読むことが多かった気がします。なので、ジャンルを問わず読むと決めた時は友人におすすめの小説を教えてもらいました。
「とりあえず貴志祐介先生は読んでみて欲しい」と言われたので、古本屋で漁ることに。置いてあった2冊を買って帰りました。
以前映画化されたこともあって名前は知っていました。当初は、文庫化やアニメ化されている「新世界より」を読むつもりだったけど売ってなかったので...いつかは書評したいですね。
さて。
今回読んだこの小説「悪の教典」は、悪人を主人公とした所謂「ピカレスク小説」。サイコパスな主人公の視点で描かれることが多いため、非日常・バイオレンスな描写が出てきます。
晨光学院町田高校の英語教師、蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAをも虜にしていた。しかし彼は、邪魔者は躊躇いなく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。学校という最善説に基づくシステムに、サイコパスが紛れこんだとき―。ピカレスクロマンの輝きを秘めた戦慄のサイコホラー傑作。
※「悪の教典 上」の裏表紙より
上巻では、自分の目的のためなら殺人をも厭わない蓮実聖司が、表では模範のような教師を演じながら裏で暗躍し問題解決、学級を自分の理想に近づけていきます。
そして下巻では、怒涛の展開。ハスミン、そこまでやるのか...と思いつつ、狂気と恐怖に満ちた雰囲気を味わいながら蓮実の殺戮はいったいどうなるのか、読むのをやめられませんでした。
下巻はどハマりして、2日で読み終えたと思います。私としてはとても早く読破した方。たまげたなぁ...
冒頭で小説はあまり読まないと言いましたが、本のジャンルを問わなくてもかなり好きと言える2冊になったかと。貪るように読んでましたから。
ではこの本の何に惹きつけられたのか。それは「殺人を躊躇わない主人公へのあこがれ」と言えばよいのかなと、私は思います。
ここで言っておきますが、別に私は殺人をしたいとは思ってませんからね笑
誰にだって嫌いな人はいる。殺意だって芽生えることもないとは言えないですよね。しかし、そんな本心なんて言えない。自分の利益のために他人を大学・会社等から辞めさせるなんてしたらトラブルが起きかねない。法律やルールが定められていて、それの下で損得勘定に長けている私たちは、所謂犯罪を犯さないわけです。
しかし、蓮実聖司は自分の理想を作るため、邪魔者を排除するためなら殺人でもやってのけるサイコパス。人としてありえない行為を容易くやってのける姿に誰しも「こいつやべぇな」と思うでしょう。
ですが読者である私は、こいつ人間じゃないと思いつつも「自分の欲望には何からも抑圧されず、恐怖すらしない姿が羨ましい」と感じたようです。私たち自身の奥底に秘めている、理性的に表に出してはいけないと押さえつけているもの。それを主人公は躊躇いなく解放しているような気がします。そんな形相への、無意識な憧れといったところでしょう。
先程の裏表紙の引用に書かれていた、「学校という最善説に基づくシステム」という言葉も、それを裏付けているように思えてならないです。世間が善とするものに息苦しさを感じつつも、ルールには逆らえない。「そんなもん知ったこっちゃない!!」なんて人がいたらもちろん目を留めてしまうでしょう。
この小説ですが、地元の読書会(ビブリオバトル)で持参した本です。
こちら前回の記事
その読書会の際、別の方が紹介された「うるさい日本の私」という本と、この本との繋がりについて話が大きく展開されました。
こちらの「うるさい日本の私」、日本のうるさいものに作者が堂々と立ち向かっていく内容らしいです。駅内のアナウンスがうるさいからやめてくれと、駅員さんに苦情を言ったりなどしているそうで...
この2冊とも、「ちょっとやばい人」が題材になっているんですが、こういう人の存在も必要である。常識に囚われてばかりでなく、「おかしい」「いやだ」と思ったら行動できるような人間こそ貴重ではないか、といった意見が交わされました。
意外な本と本の繋がりを体感しました。
まあ、こういう「ちょっとやばい人」が沢山いては社会も破綻してしまうでしょうが...笑(殺人なんて以ての外)
また他に、数百年後に「殺人は犯罪」なんて常識は無くなってるかもしれない、死ぬのは当たり前なんだから死に方が大事、中世ヨーロッパでは処刑に抵抗感がない人がいた...等々考察が湧き出てくることやら。他人に本について喋ってもらうの、意外と面白さがある。
日常の中に突如現れる非日常、殺人に手を染める蓮実先生と、それに抗う生徒たち。緊迫した雰囲気、ダークな感じを味わうのも良し、サイコパス主人公に感情移入するのも良し。楽しみ方はそれぞれです!映画の方はかなりバイオレンス寄りですが面白い作品なのでそちらもぜひに。
そんなわけで書評を読んでくださった方、ぜひ「悪の教典」を読んで頂きたいです。一緒に「俺らの代わりにやりたい放題やってくれ、ハスミン!」と言ってやりましょう!
読書会に参加してきた話。
読書しようと決めて約1ヶ月ほど経った。
割と読書する習慣は着いてきたと思う。1人で黙々と文字に浸るのも有意義に感じることが多くなった気がします。
実は読書をやろう!と決めた時から掲げていた目標みたいなものがありました。それは、読書会に参加してみること。
同じく読書をする方と交流してみたい。自分だけじゃ開けない読書の在り方も見えてくるのでは、と。
そこで、私の住む県内のとあるカフェ&バーにて月一で読書会があると聞き、今日行ってみました。
今回は6人。年齢も幅広く、私が最年少だったように見えました。
読書会の内容というと、各自持ち寄った本を3分間紹介し合うというもの。私も最近読み切った本を持参しました(今書評書いてます)。
読書会の感想を一言でいうと、
レベルが違いすぎる...
持参されていた本が渋いというのもあるけど、本のプレゼンがスラスラ出てくる。私のような読書経験の浅い人より着眼点だとか考察が深いなぁと。
あととんでもない知識量をもってらっしゃる。作家の作品、ストーリーだとか、それ以外どんな話題であっても絡みのある話ができる。
えっなんでそんなことまで知ってるんだ...と思うようなことまで話されていました。
皆さんとにかく博識だし比べ物にならないほど読書されてると、生い立ちや日常生活を聞かずとも伝わった気がします。
私はというと、自分の番以外終始聞く側。話に割って自分の考えを述べたりなどできませんでした。ついていけないからしゃあない...
でも読書会で刺激だとかモチベーションはかなり貰えたかと。年配の方を見て、長年読書を積み上げてきたから得られた知識・考え・感性なのだろうなと、強く印象に残りました。
「急ぐな若者。急がば回れ、継続は力なり、だぞ。」
と言われてる気分でした。私が勝手に思い描いただけですが。
たどたどしいプレゼンで素人丸出しだと思われたでしょうが、代償として得られるものは大きいようなので毎月お邪魔させていただこう。自分の理想に近い人との時間を増やす、というのは効果的だと感じますね。
また来月も、読書会についての記事を書けたらと思います。
書評 言葉に書き出す力 ~メモの魔力~
最近、読書の目標を立てた。
来年度から大学院に2年間入ることになる。その卒業まで、今から2年と数ヶ月のあいだに
「100冊本を読んで書評を書く」
と決めた。
100冊読むとかすぐでは?と思ったが、ブログに書評をアウトプットすることも考慮して、とりあえず最低限の目標ということで。
他人から見て、「こいつすげぇな」って思われるような、極端なことをやってみたい。身につけたい。そう強く感じていた。
スタートの1冊となったこの本も、私のこの想いに少し似た作者の熱意が込められたものだった。
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
- 作者: 前田裕二
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/12/24
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
発売からわずか2日で17万部を売り上げるという人気ぶり。読んだことある方も多いだろう。
題名から惹かれるところがあった。普段当たり前のように取っているメモに魔力があるとは、一体どういった例えなのか。
本書にはもちろんメモの書き方が載っている。
まず前提として、「単に記憶的な使い方」に留めてはいけないということ。1度メモして忘れないようにするとか、同時作業を回避するために一旦メモしておくなどは誰しもやってる「メモ」だろう。それも大事だが、著者はメモの真価は別のところにある、と言っている。
この本全体を通して、物事の本質を見抜くものが「抽象化」であると何度も書かれている。
この抽象化を利用してアイデア出しや問題解決、自己分析、夢を叶えるためにどうメモを取るのかについて書かれている。ここで一つひとつ紹介すると量的にもネタバレ的にもまずいので...
私が今1番参考にしている「自己分析」について書いていく。
ざっくり言うと、自分に対して質問を繰り返し、それをメモしていくこと。
「就活生みたいじゃん...」と思われるかもしれない。私もそう思った。そう思ったが、自分のことは知っているようで知らないことが多すぎる。自覚することがしばしばある。
私自身、自分のことで悩みこんでしまったり落ち込んだりが日常茶飯事なんですが(笑)、そんな時に「何が自分に足りないの?」「どんなふうに変わりたい?」「どんな行動を取るべき?」なんて質問されても、「俺はこうしたいんだ!」なんてビシッと言えないわけですよ。
ぼんやりしていて、言語化できない状態。そのままだと改善に踏み切れないわけです。
そんな霧がかった悩みに対して「なぜ?」とか「どんなふうに?」と投げかけて、その本質を浮き彫りにしていく。これが大事だと、著者は述べている。
自分の考えを書き出すなんて恥ずかしいとか面倒だとか思う方もいらっしゃるでしょう(私はずっと思ってた)、でも書いてみると、どういうわけかスッキリするんです。
それは、乱雑な頭の中を言葉にして整理するからでしょう。言葉で表すのが難しいと思うようなことでも「言語化」を強要してくれるのが、ここで言う「メモの魔力」なのでしょう。
「なぜ?」を通して深堀りしていくことについては、前回のこちらのブログでも似たようなことについて触れました。「なぜ自分がそう感じたのか?」について思い巡らし言語化して形にするのは、非常に必要とされる能力ではないでしょうか。
この本の最後の章にあたるところに、著者である前田祐二さんのエピソードが書かれています。途中に「相当恥ずかしく表に出したくない感情だった」と言われていたそのエピソードは、私に大きな感銘を与えました。その内容が今の私の悩みにとても似ているだけでなく、それをバネにして「熱」を持って行動を起こしたこと。
ハッとせられた感じでした。いつしか私は熱を無くしてしまっていたと。久方ぶりに鏡を見た気分でした。
この本は、自他共に(私の場合は自分が大きい所でしたが、)何かしら問題を抱えているが、解決策以前に問題もうやむやだといった人にオススメできる1冊です。またアイデア出しや自己分析の方法など社会に出る時に役立つ内容ばかりなので、就活期とかに関わらず大学生の方には1度読んでもらいたいです。
個人的に参考にならない箇所はなかったかと。ただ具体的な書き方などが最初に書かれているのですが、後々に本書の本質的なことが書かれているのでそっちに意識が集中していました。しっかり自分の中で実用化するならば、読み終えた後に第1章を読み返すことをオススメしておきます。
私にとって自分を大きく変えた1冊...とはまだ言えないですね。そう言えるようになるために、「熱」を持って行動していくことですね。
何事も最後にモノを言うのは、行動するか否か、ですから。
食わねば生きていけぬ、読まずとも生きていける。
いつの記憶だったか
中学生の頃だったと思う。クラス単位で図書館の貸出冊数が少ないと先生が言ってたときにあがった声。
「読書しなくても何も困らないじゃん」
確かにそうだ。
衣食住は人間にとって必須である。生きるには飲食しなきゃいけない。でないと餓死してしまう。
反面、読むことはしなくても死ぬわけじゃない。ただ単に生きるだけなら必要ないように思えますね。
じゃあなぜ、読書をする人が未だにいるのか。
あくまで僕の意見だけど、
「楽しいから」だと思う。
当たり前じゃないか、と馬鹿にはできない。あまりにも抽象的すぎる一言だけど、その中に含まれる計り知れないくらいに詰まりに詰まった内容を知れば、誰だって納得するはず。
自分とは違う人のストーリーに浸る、新しいことを知る、好きなジャンル・著者を追う、別の本でさらに深める、本を通じて人と語り繋がる...
僕が知らない楽しさも、まだ眠ってるように思えます。
それを僕も味わっていきたいし、できたら他の人にも「楽しさ」という漠然としたものの中にある、濃密な「楽しさ」を味わって欲しいなと。
読書に限らないと思います。
このブログを読んでくれている方。
自分の好きなことを挙げてみてください。
なぜ好きだと感じるんですか?
この疑問を掘り下げて、言葉にしてみてください。結構難しいです。
でも、考えたことから何か自覚したり、それを共有するのって、すごく楽しそうじゃないですか。
みなさんも、暇があればやってみてください。
それでは!
書評 「考えること」を見直してみる ~思考の整理学~
僕は、それなりに勉強ができる方だったと自負している。
授業は真面目に聞き、テストではいい点数を取って、周囲からは「よくできる人だ」と言われ。自分だって勉強ができる自分が誇らしいと思っていましたし、これで将来は良いものになる、と考えもしました。
しかし、現実は違いますよね。
学校では先生の言うことをちゃんと行い、「できる」と評価されてきた人達は、はたして社会に出た時同じように評価されるのか。残念ながら、そうではないのが現実。
このような、人のことに従ってばかりで主体性のない、「受動的」な人がいることを、今回紹介する「思考の整理学」の最初にに書かれていました。
本書のこの内容、僕の心にかなり突き刺さりました。まさに自分じゃないかと。
「整理学」と名付けられていられるためノウハウ本のようにも見えますが、実用的なことよりは考えることの本質のヒントを与えているようでした。
「知る」と「考える」は全く違う。頭の中に留めて使う機会が来れば便利なのが、知るとか記憶だとか。
もちろん人にとって必要不可欠なこと。頭に記憶できなければ生活できないなんて言わずもがな。
コンピューターができる前の時代であればそれで良かった。しかしそれができて、記憶するだけの人の価値が落ちてしまったのは当然のこと。
序盤で書いた通り、今までそんな「考え」で育ってきた僕は、必要とされる能力が少ない自分は淘汰されかねないと大変不安になります。
考えることは「創造的」でなくてはならない、と。
コンピューターにはできない、何かを作り出す力が必ず必要になってくる。本書を読んで、長年もやもやした部分が少し晴れ、考えることにも向き合ってみようと思えました。
同じように物事への考え方に悩んでいる方、その大まかな手がかりでも欲しい方は読んでみることをオススメします。
いくつか具体的な手段なども書かれているので試してみると良いかもしれません。
ぶっちゃけ言うとノートの取り方などは難しいのでまるごと真似するのは勧めませんが...
そこは個人に合った部分を抜き取っていけばいいかなと。取り入れるものの取捨選択も読書の大切なことだと思うので。
創造的な思考ということで、自分の意見等を最後に綴っておきました。
終わる前に
堅苦しい文章になっちゃいました。面白さもクソもないですしただの大学生らしい拙劣な内容ですが、真面目に考えてるんだと受け止めてくれたら嬉しいです。
また読んだ感想、意見、アドバイスなどあれば(特にリアルの友人方)どんどん教えてください。
それでは!
関東に遊びに行った ~日常から離れてみる~
こんにちは!ばしょーです。
大学生の夏休みも後半。9月半ばでも日差しが容赦なく照りつける日が続きますね。
長期休みの定番といえば旅行。一緒に旅行に行くような知り合いがいない僕なので、1人で1週間程関東に行くことにしました。
「1人だから」と渋っているより1人でも行く方が絶対いいですからね。単独行動も慣れたものなので。
恐らく一年ぶりに九州を出た気がします。
今回はその旅をゆるっと紹介。
友人がいる八王子拠点
横浜・赤レンガ倉庫とみなとみらい
大変良い撮影地だったんですけど、カップルがわんさかいたので終始胃痛。
銀座といえばこの時計台。リコーイメージングスクエアからスカイツリーもチラ見
銀座はカメラメーカーの店舗が集まるところ
7メーカーとその展示会見てきました
名機も触れて嬉しいことこの上ない✌️
SONYさんとか、GR Ⅲ 欲しくなりました。Canonユーザーなんですけどね...
この日は関東の知り合い3人と合流してポートレート。東京駅と国際フォーラムで夜までパシャパシャ。1番楽しい日だったかもしれない
ポートレート=人物写真 なのでこのブログにあげられる写真は少ないですが...
これははしゃぐ僕 友人から習得させてもらいました。みなさんもこのポーズ使ってみてください💁♀️
都内で行われたMGC(マラソングランドチャンピオンシップ) 日程も天気も噛み合いラッキーでした!
マラソン経験者として現場を見れたのは嬉しい限り
知り合いともマラソンの話題で盛り上がりました
おう、ロードバイク貸してくれ😂
多分使っても追いつかないだろうけど...
その後は秋葉原散策など
ブログ主はアイドルマスターを応援しています
あとは美味しいものなどたくさん食べました。他にも行ってきた場所はありますが今回は割愛。
予定詰めていたので目まぐるしい1週間でしたが、日常から離れていて良い刺激になったと思います。
しかし、関東は電車の乗り換えが忙しくて、やっぱり地元が落ち着くなぁと笑 就職するなら福岡くらいが1番合ってるかもしれないです🤔
半年に1度くらいは九州から出て観光など色々巡りたいものですね。冬に時間が作れたら京都とか...ずっと研究室にお呼ばれされそうですが笑
ぜひみなさんも、数日の休みを作って遠くへ出かけてはいかがでしょう?「いつもの日常」から離れる時間というのも大切かと思います。1人でも気後れせず積極的に行きたいとこへ行ってみましょう!(同行者がいるに越したことはないです笑)
それでは!